既報収集手順(方法)

1. 既報収集方針

このページには、本サイト(PedsQL-DB)がどのようにして「これまでにPedsQL日本語版が用いられた研究」を集めたかどうかを記録しています。

既報といっても様々な種類があります。将来的に調整するかもしれませんが、現時点では「学術誌に掲載されている論文や資料」を集めることに主眼を置いています。学会発表や学位論文、科研報告書などを基本的には含めておらず、その理由は、それらは後に学術論文として公表される可能性があり、データの重複になってしまうためです(学会発表については、そもそも学術集会抄録ではめったにスコアが記載されていないなどデータが不十分という理由もあります)。もちろん、先に含めておいて、後で学術論文の公表を把握した際にデータの重複を確認するという方針もありえますが、労力の問題で現在はそうしていません。

2. 要旨

本サイト立ち上げ時(2025/9/30)
2021年度末(2022年3月)に収集した文献を、当初のDB内容としました。下記の図のとおり、Ovid, EBSCOhost, 医中誌, CiNiiを用いた文献検索およびハンドサーチにより57文献を搭載しました。

文献追加(2026/8/31)

おおよそ2025年中までの文献を追加収集しようと、2025年12月末に文献検索を行い、DB内容に追加しました。下記の図のとおり、Ovid, EBSCOhost, 医中誌, CiNiiを用いた文献検索およびハンドサーチにより25文献を新規搭載しました。文献数は82になりました。

2025/12/24 Ovid (Medline) “PedsQL”, “Japan” 等 →99件 2025/12/25 EBSCO host (CINAHL, PsychArticles, Psycinfo) “PedsQL”, “Japan” 等 →218件 2025/12/25 医中誌 “PedsQL” 等 →15件 2025/12/25 CiNii Articles “PedsQL” 等 →18件 共通条件 ・抄録あり ・査読あり ・原著論文 ・英文か和文 重複および対象外文献を除外 236件(英文208件 和文28件) ハンドサーチで追加 0件 PedsQL日本語版を用いた文献 24件(英文19件 和文5件)

3. 詳細

(+) 本サイト立ち上げ時(2025/9/30)掲載の57文献(英語40,日本語17)
 日本語と英語の文献を検索するために、4つの文献検索サイト「 Ovid 」「 EBSCO host 」「医中誌」「 CiNii 」を用いました。

Ovid Medline

2022年3月17日に、以下の検索式・過程により、PedsQL日本語版を用いた研究を検索しました。

1 pedsql.mp 1927件
2 "pediatric quality of life inventory".mp. 1411件
3 1 or 2 2482件
4 exp Japan/ 149090件
5 japan.mp 212615件
6 japanese.mp 141284件
7 4 or 5 or 6 290529件
8 3 and 7 27件

27件の書誌情報や抄録を確認し、うち6件は、日本で行われた研究ではなかったため除外しました(ニンテンドーのWii Fitを使った介入研究などがありました)。

EBSCO host

2022年3月28日に、以下の検索式・過程により、CINAHL/ PsychArticles/ Psycinfoから、PedsQL日本語版を用いた研究を検索しました。

1 TX PedsQL 2956件
2 TX "pediatric quality of life inventory" 3144件
3 1 or 2 4177件
4 TX japan 302822件
5 TX japanese 106142件
6 4 or 5 333466件
7 3 and 6 274件
8 抄録がある学術専門誌の英語文献に限る 65件

Ovidよりも多くの文献が検索されましたが、その多くは「引用文献リストにjapanが含まれているだけ」のものでした。また当然、Ovidで検索された文献との重複も多々ありました。重複していない、EBSCO hostでのみ検索できた論文は4件でした。

その他の英語論文

ハンドサーチにより、Ovid/EBSCO hostで検索されなかった15件の文献を追加しました。ハンドサーチ結果は具体的には、検索された文献の引用文献リスト内容を確認して見つけたものや、PedsQL日本語版が用いられたことをそもそも知っていた(のに、検索されなかった)ものです。

以上から、英語論文40件(21 + 4 + 15)をこの時点で確認しました。

医中誌

2022年3月31日に、以下の検索式・過程により、PedsQL日本語版を用いた研究を検索しました。

1 PedsQL/AL 34件
2 "Pediatric Quality of Life Inventory"/AL 17件
3 #1 or #2 43件
4 (#3) and (AB=Y PT=会議録除く) 31件

31件の書誌情報や抄録を確認し、うち17件は、日本で行われた研究ではなかったり、既にOvid等で検索された英語論文であったり、総説論文等でPedsQL日本語版は実際に(その調査で)使用されていなかったりしたため、除外しました。

CiNii

2022年3月31日に、以下の過程により、PedsQL日本語版を用いた研究を検索しました。

<Full Text検索で「PedsQL」を検索>
 27件が検索されましたが、論文でないもの(学術集会抄録など)と、総説論文等でPedsQL日本語版は実際に(その調査で)使用されていないもののみでした。

< Full Text検索で「”Pediatric Quality of Life Inventory”」を検索>
 1件、今回の件に全く無関係な文献が検索されたのみでした。

<Article検索で「PedsQL」を検索> 
19件が検索されました。その多くは医中誌で既に検索していたものでしたが、1件のみ、新たな論文がありました。

<Article検索で「 ”Pediatric Quality of Life Inventory” 」を検索>  12件が検索されましたが、全て、医中誌で既に検索していたもの等でした。

その他の日本語論文

ハンドサーチにより、医中誌/CiNiiで検索されなかった2件の文献を追加しました。ハンドサーチ結果は2件とも、PedsQL日本語版が用いられたことをそもそも知っていた(のに、検索されなかった)ものでした。

以上から、日本語論文17件(14 + (0 + 0 + 1 + 0) + 2)をこの時点で確認しました。

(+)およそ2025年までの文献追加時(2026/8/31)掲載の24文献(英語19、日本語5)
 初回と同様に4つの文献検索サイトを用いました。各サイトでの検索過程を示します。
 また、重複確認およびスクリーニングは今回から、Rayyan( https://www.rayyan.ai/ )を用いて行いました。

Ovid Medline

1 pedsql.mp 4407件
2 "pediatric quality of life inventory".mp. 2866件
3 1 or 2 5087件
4 japan.mp 719759件
5 japanese.mp 261690件
6 Japan.in 489438件
7 4 or 5 or 6 1003813件
8 3 and 7 319件
9 limit 8 to yr="2022 -Current" 99件

EBSCO host

1 TX PedsQL 9780件
2 TX "pediatric quality of life inventory" 7280件
3 1 or 2 11223件
4 TX japan 4500204件
5 TX japanese 1441986件
6 4 or 5 4884186件
7 3 and 6 674件
8 査読がある学術専門誌で2022-に限る 218件

医中誌

1 PedsQL/AL 49件
2 "Pediatric Quality of Life Inventory"/AL 27件
3 #1 or #2 60件
4 (#3) and (AB=Y PT=会議録除く) 46件
5 (#4) and (DT=2022:2025) 15件

CiNii

PedsQL 236件
詳細検索:2022-2025 18件

ハンドサーチについても行いました。また上記検索前に、研究者から直接連絡して教えてもらった論文や、PedsQLの公式サイト「PedsQL Publications(https://www.pedsql.org/PedsQL-Publications.doc)」からも新規論文の情報を入手しました。しかし結果的には、それらの論文は全て上記検索結果内であったため、ハンドサーチによる追加論文数は0となりました。